外付けSSDを自作(M.2やNVMeを解説)

2024/02/12

HDDが遅い

MacBook Airのバックアップ(Time Machine)に外付けの3.5インチHDDを利用していますが、電源を確保してType-Cで繋いで、電源入れて、とやって認識されるのに1分ほど

Time Machineを手動でバックアップ開始して、だいたい5分ほど動いている、という感じでしょうか

週に一度、この作業を行なっているのですが、たかだか5分ほどの作業なんですが、面倒くさく感じてしまうこともしばしば

SSDを検討

SSDが出始めた10年前ならつゆ知らず、だいぶ安くなってるんだろうなぁと前々から思っていたので、市場調査

容量は500GBか1TB、予算は500GB→5,000円、1TB→10,000円くらいかなぁと考えていました

よく見かける外付けSSDの代表格、SanDiskのものは500GBで12,000円ほどですか

1TBで16,000円くらい

バッファローの500GBだと6,200円、1TBで9,200円

なんかSSDのサイズ(外観の大きさ)が違いすぎるな

なんでかな?と思い、調べてみることに

SSDの種類

2.5インチとm.2という種類があるようです

 以前はmSATA、といったものもあったようですが、現時点ではこの2種類を押さえておきましょう

2.5インチは

こんな感じのHDDの2.5インチと同じようなものです

m.2は

こういったもので、形状がPCのメモリのような形です

2.5インチに比べて、薄く大きさも半分ほどです

SSDの接続規格(インターフェース)

大きさの違いは分かりましたが、SSDを探していると、SATAやNVMeといった言葉がちらほら

SATAは昔からあるHDD接続の規格だよね

NVMeってなんじゃらほい?と思ってたんですが、こちらも接続のための規格のようです

まとめるとこうです

 2.5インチ → SATA接続

 M.2 → SATA または NVMe接続

速度はSATA < NVMeという感じになります

SSDってHDDに比べて段違いに早いですが、接続方法によって、さらに速くすることができます

M.2 NVMeのSSDを購入

結局、何を買うかと悩んでいたんですが、せっかくSSD買うなら小さくて早い方がいいなと思い、M.2のNVMeを購入しようと、WD(Western Digital)の青を探していたら、WDのオフィシャルストアで安くなっていました

https://www.westerndigital.com/ja-jp/products/internal-drives/wd-blue-sn570-nvme-ssd#WDS250G3B0C

しかも会員登録すると10%引き

1TBを7,500円ほどで購入できました

SSDケースも購入

SSDは裸なので、ケースを購入しないと利用できません

Type-Cで接続できるものがいいなと探してたら、玄人志向のものが速度も出て放熱もしっかりしてそうなので購入

こちら楽天のケーズデンキショップにて3,500円くらいで購入できました

ポイント10倍だったので、実質3,100円くらいでしょうか

ケースを選択する際は、接続形式を確認しましょう

SATAだけ、といったものあります

自作作業

SSDケースを梱包箱から取り出した状態です

裏面にあるネジを付属の工具で外します

ネジを取り、パネルを外した状態です

SSDを用意します

ケース内のSSD取り付け部分を外します

向きを気をつけつつ(といっても一方向にしか入りません)、SSDを端子部分を差し込みます

差し込んだ反対側に固定用のネジをセットします

付属の工具でネジを締め、固定させます

SSDケースに戻して、裏蓋を締めたら完成です

作業時間、10分程度です

Time Machineを試してみる

Time Machine設定を行い、週一でバックアップをとっているのですが、体感でだいたい1分以内で終了しています

私、Macで動画編集とかしないので重いデータが入っていない、というのもあるかもしれませんが

とはいえ、SSDを繋いだときの認識も早い(2,3秒)ですし、快適になりました

SSDを検討されている方は自作してみても良いのではないでしょうか